二代目おえかきおじさん活動紹介

アトリエリスタ・照喜名隆充(てるきなたかみつ)の活動紹介

二代目おえかきおじさん活動紹介

卒園した幼稚園で、絵画指導をしています。
園に来る、不思議なおじさん

僕が園児だった頃、「しましま先生」という愛称で親しまれた、お絵かきの先生がいました。
当時もお絵かきの先生という認識はありましたが、幼稚園の先生とは違って、
時々園外からやってくる、不思議なおじさんでした。

二代目おえかきおじさん

ただ当時の細かな記憶は曖昧で、いつも思い出そうとすると、
青空のもと、絵の具が虹のように舞う中を、先生と僕たちが駆け回っている
景色が浮かんできます。

面白い事を沢山する人で、陽気な冗談も沢山。

僕は先生の事が大好きでした。
将来は漠然と、先生のような人になりたいなぁと思っていました。

二代目おえかきおじさん

卒園後、僕は絵が好きな自分をずっとあたため、夢は「デザイナー」と定め
美術科のある高校に進学。そこで再び絵画の魅力に触れ、大学では日本画を専攻。
夢の形はそれからも紆余曲折し、卒業後はイラストレーターとして活動し、
40過ぎで保育の世界に出会いました。

二代目おえかきおじさん

認定こども園寺子屋大の木さんでアトリエリスタとして実践する機会を頂きながら、
子どもたちと向き合う時間も増え、自分がどういう存在であるべきかを問い続ける中で、
ふとよぎる想いがありました。

しましま先生に会いたいなぁ。。

とはいえ、当時でも先生は多分40代。それから約40年は経過しているので、
さすがに現役ではおられないだろうと思いましたが・・・。
万が一連絡が取れた場合は、先生のような活動ができはじめていますという、
報告とお礼を兼ねて、ご挨拶だけでもできればと思い、だめもとで幼稚園に
連絡をしてみる事にしました。

そしたらなんと!先生はまだ現役で絵画指導にあたられているとの事!
園の方でも私の意図を汲んで下さり、ご挨拶できる機会を設けて頂きました。

そして当日。
先生は年齢は重ねられたものの、印象は当時のままで、
ひげのおじさんになった私を、快く受け入れて下さいました。

二代目おえかきおじさん

そして私のいきさつや感謝の想いを聞いていただいたあと、先生から驚きの一言。

「私はちょうど今年で引退しようと思っていて、できればあとを継いで
くれる人を探していた。じゃぁ、あと、よろしくね。」

なにぶんコロナ禍での出来事でしたので、卒園児とはいえ一人のいい大人の
おセンチな電話を、幼稚園にかける事自体を躊躇していたくらいなのですが、
蓋をあけてみれば私の意思とは関わりのない所で、園の方ではしましま先生の
想いを継承できるような後継者を探していたとの事。
私も営業目的ではなかったので、まさに青天の霹靂。

ただ、返事に迷いはありませんでした。
以降、私は卒園した幼稚園で、絵画指導の時間を持たせていただいております。

先生のようになりたいなぁと思っていた一人の園児が、40年越しに、本当に
先生の足跡を継ぐことになるとは夢にも思わず。
めぐり合わせの縁を感じております。

二代目おえかきおじさん

今向き合っている子どもたちの中に、当時の自分を重ね合わせながら・・・。

アトリエリスタ

おえかきおじさん

講師

イラストレータ

アーティスト

むすこよ